せや! とりあえず書こう。

大阪在住のポタリングが好きなオッサンです。日常のささいなことをゆるーく述べさせてもらいます。

背番号10 中島翔哉は鵺(ぬえ)のような存在だった。

 昨日の日本対パラグアイの親善試合で中島翔哉はタブーを犯しました。

前半終了間際、フリーでボールを受けた中島翔哉は何とリフティングドリブルを始めたのです。 あきらかに相手チームを挑発する行為です。

頭にきたパラグアイの選手が中島選手の脚を狙ってスライディングしました。イエローカードが出ました。 さらに中島選手に詰め寄るパラグアイの選手の剣幕。謝る中島選手。

それを観て(中島翔哉は空気読めないんだ)と思って苦笑しました。

 

先日MBS毎日放送の「情熱大陸」で中島翔哉の特集がありました。カタールからポルトガル移籍までの半年間密着取材をしていました。

香川真司から背番号10を受け継いだ男なので興味深く観ました。 どんなサッカーに対する考えを持っているのか? 生き方の哲学。ファンに対するメッセージなど気になることは山ほどありました。

カタールのチーム、アルドハイルではあまりチームメイトと溶け込んでいる様子はなかったです。孤立しているようでした。でもそれが中島翔哉のスタイルらしいです。

43億7500万円の移籍金でやってきた男にしてはヘラヘラ笑ってるばかりで何とも掴みどころのない人物でした。

 

カタールのスタジアムはほぼ観客がいません。ガラガラです。カタールの人々はサッカーを観るためにスタジアムに行く習慣がないのです。テレビ観戦が主だと言ってました。

こんな寂しいサッカー場でも「来てよかった」と言ってました。 プロサッカー選手だからお金で動くのは道理に合っています。綺麗事を言っても所詮はプロはお金を優先すべきだからです。でも一抹の寂しさはあります。

 

カタールでの中島翔哉はよく分からない人物でした。ポルトガルの名門ポルトに移籍してからもその印象は変わりませんでした。 サッカーのプレイでは我が強く常に俺が俺がですが、「情熱大陸」のインタビューではほとんど自分を語りません。ただヘラヘラ笑ってる気色悪い男でした。 いわば鵺(ぬえ)のでような存在でしょうか。

 

かつての日本代表の看板選手本田圭佑は自分語りに酔ってるように思えましたが、中島翔哉は暖簾に腕押しです。 しかしそんな男の方が面白いプレイをします。

パラグアイ戦でも唐突にゴール前でボールを浮かせるパスを出していました。相手ディフェンダーが予想もしないようなトリッキーな動きは何も考えていないからできるのかもしれません。 いわば中島翔哉の鵺(ぬえ)のような性格そのものが相手チームの驚異になるのです。

日本代表にかけがえのない背番号10になるのも近いかもしれません。